跡取り不安

今日は日は照っていますが少し冷たいです。家の前の桜は随分と散りました。今年は例年のように雨が降ったり風が強い日はありましたが、さほど桜は散らなくて、ゆっくりと花見が出来ました。こんなに長い期間は珍しいです。次女がコンビニでアイスを買って来てくれました。


その次女ですけれど、年内に結婚するみたいです。結婚式は分かりませんが、家を出て熊本市内で生活するのだと思います。前に市内の賃貸マンションで暮らしていました。…とすると、我が家はまた、私と妻と母と長女の4人暮らしになるのです。そのうち、長女も嫁がせないとダメですし、そうすると、妻と母と私だけ。妻はがんの闘病中。母は高齢者。私は重度の聴障者。必然的に、さほど遠くはない時期に家族は減って行くのだと思います。跡取りの可能性は低いので、我が家は私の代で途絶えてしまうのでしょう。


しかし、それが普通なのでしょうね。近くの同じ年の親戚は子供が3人いますが、全部家を出て夫婦2人暮らしです。やはり、田舎は仕事が少ないので子供達は都会へ出て行く傾向です。私の住んでいる地域は、いまだに新卒者が自衛隊へ入隊する現状です。熊本市内の免許センターへ行くと、自衛隊の制服を着た若い隊員達が沢山、免許証の取得などに来ています。


だからまぁ、子供が何人いようが同じかなぁ。親は老後の不安から逃れることは出来ないのでしょう。…ああ、また思い出しましたが、別の高齢の夫婦の親戚は、一人娘は結婚して他府県で生活。ずっと2人暮らしをしていましたけれど、最近、2人とも認知症を患って施設に入所したそうです。時々、その一人娘が様子を見に帰って来るだけとか。当然ながら夫婦の家は現在、誰も住んでいないのです。


そんな空き家ばかりですよ。我が家のご近所は…。


笛吹ピエロの創作世界

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