夢枕に現れる女性

1日中雨が降っています。明日も雨らしいです。妻が読んでいる漫画です。


ちょっと変な話ですが、昨晩、1人の女性が夢枕に現れました。彼女は私が大阪の紡績工場で働いていた頃に…何と説明したら良いのか? 私の小説「あるペンギンのラブ・レター」のヒロインのメスのペンギンさんでした。昨晩の彼女は、私があげたプレゼントの数々を突き返して、不機嫌そうでした。


…こういう夢を時々見ます。そして、私にも初恋の女性はいるのですが、その女性は全く夢枕には現れないで、現れるのは大抵、そのメスのペンギンさんなのです。働いていた工場が頭に浮かんで、彼女の姿が見えます。言葉は出しませんが、いつも不機嫌です。


率直に、…私は彼女に悪いことをしたのかもしれません。恨まれている筈です。でも、遊んでいたつもりはなくて、また、彼女との関係は「精神的な恋愛ごっこ」のような幼い関係だけでした。それでも「もしも、妻と離婚したならば、彼女と結婚したい」と考えていたのは本心でした。ただ、2人の娘達のことを思えば「…そこまでして?」といった迷いがあったようです。…後年、実際に妻と離婚した時には、やはり彼女のことを思い出しましたが、現実的には彼女が長女の母親になることは想像出来ませんでした。


私にとっての彼女とは、たぶん、笛吹ピエロ作品を理解してくれる一番のファンだった気がします。世界中で一番、笛吹ピエロを知っている女性。…だからかどうか分かりませんが、きっとそんな理由で、彼女が夢枕に現れ続けるのだと思うのです。彼女と別れて25年。現在、彼女の生死は分かりません。どこでどうしているのかは分かりません。…でも、夢枕に現れることが、何だか妙に気になってしまうのでした。


笛吹ピエロの創作世界

イラストレーター・画家 (ふえふきぴえろ) のアートサイトです。 画像はクリックで鮮明になります。◎フォロー、フォロワーはご辞退いたします。どうもすみません。

0コメント

  • 1000 / 1000