幻聴のお告げ
今日は朝から台風並みの荒れた天気でした。南風が非常に強くて窓ガラスに圧力がかかっていたので、用心に雨戸を全部閉めました。家の前の桜は散ってしまいました。
毎晩、幻聴と会話をしているのですが、昨晩はいつもの女性の声で起こされて、腕時計は午前4時半頃でした。会話自体は大体、同じような内容ですが、昨晩は違っていたので驚いてしまいました。
幻聴は「芥川賞は笛吹ピエロさんの『〇〇〇…』に決定しましたのでお知らせします」と、繰り返し繰り返し報告していたのでした。
…こういうことは初めてでした。私は自分に聞こえる幻聴は、自分には全く関係のないところからの声であると想像していたのですが、小説の『〇〇〇…』は構想中の小説ですし、やはり幻聴は「私の脳が勝手に作り出している創作もの」と思えて来たのでした。つまり、毎晩、会話している声の主と言葉の内容は全て「私が作り出しているだけ」になるのでしょうか。
しかし「ナカオさん、こっちへおいで…」とか「おばあちゃんは?…」と言った誘いや質問は、どうも自分とは関係ないところからの気がして、私の脳の創作ものとすれば疑わしくもある訳です。作り話の信用性が薄い感じ。毎晩、ほぼ決まった時間帯に幻聴の声で起こされて、頭の中で会話。幻聴は女性であり、こちらがどんな質問をしても必ず「分かりません」としか答えない。そして、例えば私が「いい加減にしろ」と叱れば「いい加減にしろだって…いい加減にしろじゃないって」と肯定と否定の繰り返しをする同じパターンなのです。いつも同じ。本当に奇妙な幻聴であります。
どちらにしろ『〇〇〇…』は制作に入ることにしますね。いいきっかけでもあるでしょうし。
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