父の財布
今日は大雪の警報が出ていたのですが、雪はほとんど降らず。我が家の周辺は青空になっています。昨日の午前中の積雪が上限でした。画像くらいでした。
私は61歳。父は69歳で末期がんで亡くなっているので、父の没年齢を自分の寿命と考えた場合「あと、8年」となるのです。でも、父は至って健康。それまで入院するほどの病気にはかかっていませんでしたので、…比べると私は何だかんだと不健康。その「8年」さえ疑わしく思えます。本当に「その日暮らし」みたいな感じです。
ただ、仮に「8年」としたならば? 別に心残りはないですね。心配事はありますが、父の生涯を思い出した時、定年退職後の父は、やはり、色々と心配事続きだったからです。年を取ったからと言って楽はしていませんでした。それでも、地区でゲートボールやカラオケをしたり、ゲームの囲碁をしたり、若い頃から大好きだったパチンコをしていました。心配事の合間に自分の好きなことをやっていたのです。
そして、父が亡くなった後に、母が父の財布を見せてくれましたが、財布の中には5,000円札が1枚と1,000円札が4枚。小銭が幾らかと、合計10,000円がきっちりと入っていたのでした。何となく父の性格の財布の中身に思えて「お父さんは、このお金を何に使うつもりだったのだろう?…やっぱり囲碁ソフトだったのだろうか? 」などと想像するのでした。
…比べて私の財布の中身は? きっちりとはしていない様子であります。
0コメント