身近なテレビドラマ
ちょっとネットで見つけたのですが、2年前にテレビ東京で「アオイホノオ」という青春ドラマがあっていたそうです。私は気づきませんでした。内容は大阪芸術大学で学んだ、漫画家の島本和彦さんと漫画、アニメ研究会の「CAS」のメンバーとの立身出世物語のようです。
「CAS」のメンバーの中には、後に漫画家になった「矢野健太郎」さんや、アニメーターになって「新世紀エヴァゲリオン」や最近は「シン・ゴジラ」を制作された 「庵野秀明」監督もいたそうです。
私が大阪芸大在学中は漫画好きの仲間と「未確認マンガ集団」という漫画同人会を作って、同人誌「AFO」を発行していました。「CAS」は私達より数年後輩で、学内で時々、交流がありました。「矢野健太郎」さんとは何回か話したことがあります。でも、彼が上京して漫画家になりヤングジャンプの連載をしたり、単行本がアジアの国々で販売されるとかは、全く想像も出来ませんでした。はっきりしていたのは「彼は素晴らしい才能を持っている」ということでした。
「AFO」のメンバーの中にも「CAS」に劣らないほどの「素晴らしい才能を持っている」仲間がいて、彼らだって日本を代表するアニメーターや漫画家になれた筈だと思えます。…しかし、60歳を超えた時点の結論として…なれなかった。…その理由は?…やっぱり性格なんでしょうね。ほんのちょっとした気持ちの問題だけだと思えます。この辺は、当時、才能がなかった私は「蚊帳の外」として、全く客観的でいられます。
何より、テレビドラマになるくらいの面白いお話。そんな時代の渦の中に「自分も、かすかにいたんだ!」と気づいて、少しうれしくなるのでした。そして、才能のあった、うさぎ連中のレースは終わったとして、才能がなかった亀の私は「これからだ」と確信するのでした。 期待出来ますよぅ!!
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