忍耐と宿命
今日は妻の外科の診察日で行って来ました。直腸がん手術から半年目のCT検査の結果が分かりました。診察室へは妻だけが入り、私は待合室のイスに座って待っていました。腕時計を気にしながら「3分過ぎたなぁ…」とか考えながら、結果が心配で堪りませんでした。手術後の半年目。手術をしたことにより転移が早まる場合があるそうで、何となく途方に暮れた感じで妻が出て来るのを待っていました。
こういう結果待ちは、非常に苦しいですね。数年前に自分が大腸がんや皮膚がんの検査を受けた時もハラハラはしましたが、やはり、自分よりも妻の時の方が余計に心配が強い気がします。結果は?…転移は幸いになかったそうです。あと2回、2週間服用して1週間休みの抗がん剤治療をするそうです。
しかし、これからずっと転移の心配は続くのです。嫌になって来ますよ。それでも耐えて行かねばなりません。嫌になる?…というのは、妻は今回が初めてではありませんからね。何回も、何回もです。結婚してすぐに流産したのが最初。それから何回も入退院しています。13年前のくも膜下出血の時には「…手術室から生きて出て来るのやら?」と半分諦めていました。妻の父親は、ほぼ諦めていたくらいです。親にも心配をかけていたのです。
画像は居間で妻が処方せんの薬を長女と仕分けしていました。一体、何種類飲んでいるのやら?
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