運勢のこと
今日は雨です。温度が下がってクシャミばかりしています。…風邪気味? いや、分かりません。目がショボショボはしていますけれど、この時期は花粉症の時期なのでしょうか? 私自身は花粉症は患っていません。画像は母が頂いた白菜を干していました。漬物にするみたいです。
運勢のこと。私は運勢にはあまり興味はありません。これまで生きて来て、本職とする占い師に手相を見てもらったのは「たったの1回」でした。芸大へ通う20歳の頃。大阪の庶民的な繁華街、新世界界隈をうろついていた時に、JR新今宮駅のガード下で、占い師をたまたま見つけ、見料1,000円を「500円しかないから…」と値切って見てもらったのが最初で最後でした。
占い師は、黒いスーツにネクタイを締めた公務員風の中年男性でした。髪はやや白く、メガネをかけていました。場所的にガード下は薄汚くて浮浪者がいたので、占い師の姿は少し違和感があったようです。占い師も目線が定まらず、辺りを非常に気にしている様子でした。この占い師が本当に正真正銘の占い師であったかは、いまだもって確信が持てないところです。
手短に占い師は私の手を見て「…晩年はいいね」と教えました。
この「…晩年はいいね」が、実は、私はずっと頭から離れないで…1回しか占ってもらったことがないこともあり、確信的に信じてしまったみたいです。なので、私のこれまでの生き方そのものが「…晩年はいいね」の為の伏線である気がしてならなかった訳です。
大学を卒業して、なかなか就職先が見つからなかったことや、縁談が破局(つまるところ、自分の片思いだけだった) 別の女と結婚して離婚。会社が倒産し解雇。両耳の失聴…全ての不幸が「…晩年はいいね」の明るい未来への架け橋であると確信して辛抱出来たのでした。耐えて来れたのでした。…バカじゃなかろか? たったの1回の占いで。
しかしまぁ、正直な話、晩年と言うのは60歳くらいのことではないのかなぁ?
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