雑記・1人であること
夜に部屋に敷いた2枚の布団の上で、妻は足を伸ばして座り、風呂上りの髪を長くしたまま、いつものように、携帯のゲームに熱中していました。…その姿を見ていたら、ふと「…妻は1人なんだ」と思いました。
朝起きて、2階の窓から庭を見下ろすと、私の麦わら帽子をかぶった母が、庭いじりをしていました。朝食を食べようと1階に下りて、居間から外を見ると、まだ母は続けていました。…その姿を見ていたら、ふと「…母は1人なんだ」と思いました。
午前7時過ぎに、次女が2階の娘達の部屋から下りて来て、出勤前のしたく。テーブルの上に化粧道具を置いて念入りに化粧をし始めました。テレビのスイッチを入れて、朝のワイド番組をチラチラと見ています。…その姿を見ていたら。ふと「…次女は1人なんだ」と思いました。
妻と次女は出勤し、母と長女は洗濯物を干して、長女は台所を片づけて掃除を始めました。そして、昼過ぎに乾いた洗濯物を取り入れて、居間で座って、私の目の前で洗濯物をたたみ始めました。…その姿を見ていたら、ふと「…長女は1人なんだ」と思いました。
…そんなこんなで、私の孤独は何だか「ちっぽけ」に思えてしまいました。
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