新作絵画
これまで、色々なテーマの絵を描いていて「次にどんな絵を…?」と思案した時「大きな木がいいかもしれない」と気づいたのでした。それで、前に描いていた風景画の中から、木を描いたものを選んで、手直ししてみました。これをスタートとして、日本の伝統的な絵画、襖絵などに描かれている迫力のある木々を目指して描いて行きたいです。
今回の手法の特徴は、これまで描いていた浮世絵風風景画のタッチ、黒筆の輪郭線を消したことでしょうか。色彩はグラデーションを使うと美しく鮮やかに観えます。しかし、修正の段階で色の変更が難しくなりますので「一発塗り」のような感じでやっています。私は風景画が大好きです。こんな絵は腕の見せ所なのでしょう。
…とにかく、次回の個展の予定とか全然ないのですけれど「いつでも開くことが出来る」といった感覚で作品の構成を高めて行きたいです。ダラダラやっていたって仕方ないですもんね。…しかし、自分のことだけやっていればいい訳ではありませんし、その時の事情で考えるしかないみたいです。
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